簡単、温泉玉子の作り方


温泉玉子は、白身がトロトロで黄身が半熟の絶妙な食感が魅力の卵料理です。温泉で卵を茹でたという由来から、温泉卵と呼ばれています。温泉卵は、ご飯やうどん、サラダなどにトッピングしても美味しいですし、そのまま食べてもシンプルでおいしいですよね。でも、温泉卵を作るのは意外と難しいと思っていませんか?お湯の温度や時間を調整するのが面倒だったり、失敗して固くなってしまったり、殻が割れてしまったり…。そんな悩みを解決する、簡単で失敗しない温泉卵の作り方をご紹介します。実は、家にあるあるものを使うだけで、誰でも簡単に温泉卵を作ることができるんです。それでは、早速作り方を見ていきましょう。

【材料】(4個分)
・卵 4個
・片栗粉 大さじ1
・水 

適量

【作り方】

  1. 卵は常温に戻しておく。冷蔵庫から出したばかりの卵は、お湯の温度が下がってしまうので、温泉卵になりにくいです。常温に戻すには、室温に置いておくか、水に浸けておくと早くなります。
  2. 鍋にたっぷりの水を沸騰させる。卵が浸かるくらいの水量が必要です。沸騰したら火を止めて、水を入れて温度を下げる。水の量は、お玉1杯分くらいで大丈夫です。水を入れることで、お湯の温度が約70度になります。この温度が温泉卵に最適な温度なのです。
  3. 別のボウルに水と片栗粉を入れて、水溶き片栗粉を作る。片栗粉は、山盛り大さじ1くらいで大丈夫です。水溶き片栗粉を作るときは、片栗粉が固まらないようによく混ぜてください。
  4. お湯に水溶き片栗粉を加えて、よく混ぜる。水溶き片栗粉を加えることで、お湯にとろみがつきます。このとろみが、温泉卵の秘密なのです。とろみがつくことで、お湯の保温性が上がり、温度が下がりにくくなります。また、卵が割れにくくなります。
  5. 卵をそっとお湯に入れる。卵は、殻に穴を開けたり、洗ったりしないでそのまま入れます。殻に穴を開けたり、洗ったりすると、卵の中に水が入ってしまい、温泉卵になりにくくなります。卵を入れるときは、お湯に触れないようにスプーンなどでそっと入れてください。卵がお湯に触れると、温度差で割れてしまう可能性があります。
  6. ふたをして、15分待つ。この時間が温泉卵になるための重要な時間です。ふたをしておくことで、お湯の温度が下がりにくくなります。15分待つと、白身がトロトロで黄身が半熟の温泉卵になります。お好みで時間を調整してください。時間が長いほど、白身と黄身が固まります。
  7. 卵をお湯から取り出して、水にさらす。卵をお湯から取り出したら、すぐに水にさらして冷やしましょう。水にさらすことで、卵の余熱をとり、温泉卵の状態をキープできます。お湯から出してそのままにしておくと、余熱で卵に火が入り、白身と黄身が固まってしまいます。
  8. 殻をむいて、完成です。殻をむくときは、割れないように優しくむいてください。温泉卵は、白身がやわらかいので、殻が割れやすいです。殻をむいたら、お好みの調味料で食べてください。醤油や塩、ポン酢などがおすすめです。

いかがでしたか?温泉卵の作り方は、とっても簡単ですよね。片栗粉を使うことで、お湯の温度を保ち、卵を割れにくくすることができます。温泉卵は、ご飯やうどん、サラダなどにトッピングしても美味しいですし、そのまま食べてもシンプルでおいしいです。ぜひ、このレシピを参考にして、自宅で温泉卵を作ってみてくださいね。

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